お知らせ/information

「国連総会における性的指向と性自認についての宣言」を受けて、実行委員長のコメントを掲載しました

12月18日(日本時間19日)、国連総会におきまして、アルゼンチン政府が日本政府を含む66ヶ国の政府を代表し、性的指向、性自認に基づく人権侵害根絶を世界に呼びかける共同宣言書を読み上げました。

青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバルは、この宣言を心から歓迎すると共に、日本政府が本宣言においてコアグループの一国としての役割を果たしたことを大変嬉しく思っております。

この宣言は、性的指向及び性自認に基づく差別の禁止を確認するとともに、性的指向及び性自認を理由とする暴力、嫌がらせ、差別、排除、社会的汚名、偏見を非難する内容となっています。今も日本では、性的指向及び性自認に基づいた差別や偏見が広範囲で存在しています。日本政府が、こうした国内の状況を改善するために、より積極的な役割を果たすことを期待するとともに、引き続き国際社会の中でLGBTの権利を推進する国のひとつとして積極的な行動を取ることを希望します。

青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル
実行委員長 成田容子