メッセージ/message

映画祭へメッセージをいただいております。

「おばけのマリコローズ」監督 小林でびさんより

小林でびさん

2年ぶりです!青森のみなさま、お元気でいらっしゃいましたか?

一昨年『セレブ寿司』という作品をこの映画祭で上映していただいた時、僕は秘かに誓ったんです。「よし、新作のコメディ映画を撮ってココに戻って来よう!」それが実現して今、すごーく嬉しいのです。しかも戻ってきてみたら、今年の青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバルは、映画館でのプレ上映があったりとか、なんだかパワーアップしてるじゃないですか!素敵すぎます。素敵なムーブメントです。

今回、僕が持ってきた新作『おばけのマリコローズ』は”恋愛の映画”です。「好き」という感情を自分自身でコントロールする事が出来ずに、好きな相手の前で右往左往してしまう話です。恋愛って素敵、でも苦しい。そんな時、ついバカな行動しちゃいませんか?僕はしちゃいます。で、家に帰ってから「ああああ」とか呻くんです。不思議です。でもそんなこんなも含めて恋愛って、人生って素敵だと思うんです。この映画のマリコローズっていう幽霊なんて、死んだ後もそんなこと繰り返してるんだから・・・あはは。

単純に楽しんでいただきたくて、この『おばけのマリコローズ』を撮りました。「ぽかーん」と観ていただけたら、そして「ほんわか」していただけたら最高です。

僕たぶん、映画祭会場あたりをウロウロしてると思うんで、みなさん、見つけたら気軽に声をかけてください。ではでは、楽しい映画祭を。

小林でび