上映プログラム / Programs

1 13:00-14:05 I Am Here~私たちは ともに生きている~ 59分
2 14:25-15:55 ハーヴェイ・ミルク 87分
3 16:15-18:10 世界は僕らに気づかない 112分

I Am Here~私たちは ともに生きている~

■監督:浅沼智也 Tomoya Asanuma 
■製作国:日本  ■製作年:2020年 ■上映時間:59分 
■言語:日本語(英語字幕あり English Subtitles) 
■英題:I Am Here - We are here together -
東京ドキュメンタリー映画祭2020 短編部門グランプリ受賞

2004年、性別が変更できるGID(性同一性障害)特例法が施行された。しかし、適用要件が高すぎることもあり、性別変更を望んでも要件を満たすことができずにいる当事者が少なからずいるという現状がある。戸籍上の性別を変更できないことで、精神的な苦痛を生じたり、社会生活をする上で偏見や差別に合うこともある。

監督自身の家族との関係やカミングアウトなど、小さな視点から問題点を浮き彫りにし、性別に悩む様々な当事者達の想いを描いたドキュメンタリー作品。

I Am Here~私たちは ともに生きている~

ハーヴェイ・ミルク

■監督:ロバート・エプスタイン Robert Epstein
■製作国:USA  ■製作年:1984年 ■上映時間:87分 
■言語:英語(日本語字幕あり) 
■原題:The Times of Harvey Milk
1984年アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞 他多数受賞。

米国で初めて自らゲイであることを公表し市政執行委員に当選後、凶弾に倒れたハーヴェイ・ミルク。彼の活動と暗殺事件、その裁判を通して米国社会の本質をとらえたドキュメンタリー映画史上不朽の名作。 

ハーヴェイ・ミルク

世界は僕らに気づかない

■監督:飯塚花笑 Kasho Iizuka
■製作国:日本 ■製作年:2022年 ■上映時間:112分 
■言語:日本語(英語字幕あり English Subtitles) 
■英題:Angry Son
2022大阪アジアン映画祭コンペティション部門「来るべき才能賞」受賞

群馬県太田市に住む高校生の純悟は、フィリピンパブに勤めるフィリピン人の母親レイナと一緒に暮らしている。父親のことは母親から何も聞かされておらず、ただ毎月振り込まれる養育費だけが父親との繋がりとなっていた。

純悟には恋人の優助がいるが、優助からパートナーシップを結ぶことを望まれても、自分の生い立ちが引け目となり、なかなか決断に踏み込めず、一人苛立ちを抱えていた。そんなある日、レイナが再婚したいと、恋人を家に連れて来る。見知らぬ男と一緒に暮らすことを嫌がった純悟は、実の父親を捜すことにするのだが・・・。

世界は僕らに気づかない