特別企画/special events

特別企画 3 『北丸雄二氏講演会』(終了しました)

北丸雄二氏


第4回青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル
特別企画 3
北丸雄二氏講演会

「オバマ、宗教、ノーベル賞──LGBT眼鏡で見えてくるあなたの知らないアメリカ」

日時:
2009年12月5日(土)14:00~16:00(開場13:30)

会場:
アピオあおもり1階 保健指導室
青森市中央3-17-1 アピオあおもり周辺マップ(Google Map)
017-732-1010

講師:
北丸雄二氏(ジャーナリスト、作家  ニューヨーク在住)

入場料:
無料

講師からのメッセージ:
アメリカというとニューヨークを思い浮かべる人も多いですが、ニューヨークがアメリカだと思うとこの国のことを誤ります。世界で最も進んだ国と思われているアメリカでは、悪魔の存在を信じている人が7割近くいます。進化論を信じている人はたった3割で、対して「人間はサルから進化したのではない。最初から特別な存在として神様が創造したのだ」と信じている人が5割近く存在するのです。むしろこれが「世界で最も進んだ国」アメリカの姿なのです。

しかし当然ながら、アメリカには本当に進んでいる部分ももちろんあります。するとどうなるか? 進んでいる部分と前述の原理主義的なキリスト教とがしばしば激しくぶつかり合います。その葛藤と軋轢と摩擦のエネルギーが、実はアメリカを動かしているのです。

その衝突が最も如実に現れるのが、60年代は黒人の人種問題であり、70年代はフェミニズムの女性問題であり、そして80年代以降は同性愛者の人権問題です。同性愛者問題は現在はもっと幅を広げLGBTQという性的少数者全体の問題となって、米国ではじつは最も大きな国内問題の1つです。LGBTQの置かれている現状を見ることで、アメリカの現在をお話ししたいと思います。

講師プロフィール

1996年まで東京新聞/中日新聞のNY支局長を務め、現在はNY在住のままフリーランスの物書きとして国際時事問題から日本の社会・政治時評、文学評論、文芸創作などに携わっています。ゲイ小説の金字塔『フロントランナー』などの英米文学の翻訳や、08年にはジミー・カーター著『カーター、パレスチナを語る──アパルトヘイトではなく平和を』(晶文社、共訳)も出版されました。またオフブロードウェイ・ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』や『アルターボーイズ』などの日本公演用翻訳脚本も手がけ、映画『RENT』や『ミルク』のパンフレットでも解説を執筆するなど、内外のLGBT事情やゲイカルチャーを紹介する第一人者でもあります。


<お問い合せ先>
青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル実行委員会
電話:090-6459-5136

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特別企画 2 『LGBTフィルム上映会 in Hirosaki』 (終了しました)

私たちの映画祭には毎年、市外、県外から多くの方々がいらっしゃいます。実行委員としましては、青森市内だけの開催に留まらず、色々なところへ出かけ、優れた作品を紹介して行きたいと思っています。

LGBTフィルムをより多くの方々に見ていただくために、特別企画として、『LGBTフィルム上映会 in Hirosaki』を開催致します。

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第4回青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル
特別企画 2
『LGBTフィルム上映会 in Hirosaki』

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日時&上映プログラム:
2009年6月20日(土)13:00~15:30 (開場12:30)
13:00- 13:20 『虹の心』&『仲直り』
13:20- 13:30 休憩
13:30- 15:30『Silk/シルク』

会場: 
弘前大学 文京町キャンパス 人文学部棟 4階視聴覚ルーム
弘前市文京町1番地

入場料: 
500円(当日券のみ)。席数に限りがあるため事前予約を受け付けます。
申込フォームをご利用ください。

上映会終了後、学内にてティータイムを予定しております。事前お申し込みの必要はありませんので是非ご参加下さい。参加費は無料です。

作品紹介:

『虹の心/Rainbow Heart

■監督: 安藤佳寿哉 
■製作国:日本 
■製作年:2006年 
■上映時間:8分 
虹の心画面 虹の心画面

いまだ性同一性への理解は混沌としている。団体、教育者、国会議員、札幌市長らのスペクトルなコメントを通して、境界線上で苦しみ揺れ動く者へ越境する希望の虹は何処にあるのか問いかける。レインボーマーチ札幌のある北海道からの鋭い社会派ドキュメント。高校生による作品です。

 

『仲直り/ Reconciliation

■監督:小田学 
■製作国:日本
■製作年:2004年
■上映時間:9分
仲直り画面 仲直り画面

大好きな幼なじみに会うために孤軍奮闘する主人公が可笑しくてかわいい作品。

 

『Silk(シルク)

■監督:下倉 功
■製作国:日本
■製作年:2006年
■上映時間:112分
Silk(シルク)画面 Silk(シルク)画面

30歳を目前にして不倫がバレ、会社を辞めることになった由衣は、ふとしたきっかけでゲイの直也と出会う。自分らしく生きるために家族を捨てた直也だったが、もう一度息子に会いたいと願う。由衣、由衣を慕う新入社員・一心(いっしん)を巻き込んで、直也の息子探しの旅が始まった。旅を通じて3人の心に少しずつ変化が現れていく。

 

<お問い合せ先>
青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル実行委員会
電話:090-6459-5136

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特別企画 1 『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド』上映会 (終了しました)

 

タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド

私たちの映画祭は、あらゆる人々が人権を享受できる社会を目指しています。そのためには、世界の現実を直視し、世界中で今何が起こっているのかを知ることが必要です。人権が侵害されるとは、どういうことでしょうか。人権が侵害された時、私たちは何をなすべきでしょうか?

人権をより広い視野で考えるために、特別企画として、2008年度 第80回アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞作品 『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド』を上映致します。

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第4回青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル
特別企画 1
『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド/TAXI TO THE DARK SIDE』上映会

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「ブッシュ政権は、合衆国憲法を書き換えたい。
でも不可能だから、解釈をねじ曲げた。 
“戦時下にあっては、政府は何でもできる”と」
ローレンス・ウィルカーソン(パウエル元国務長官の首席補佐官)

アフガニスタンのタクシー運転手ディラウォルの死。
「殺人」と書かれた米軍による死亡証明書を読めない家族。
誰が、何のためにディラウォルを殺したのかを追う記者たち…
日本劇場未公開作品!

日時&内容:
2009年5月23日(土)13:00~16:00 (開場12:30)
13:00- 14:50 『TAXI TO THE DARK SIDE』上映
15:00- 15:45 お話: 『アメリカ・「反テロ」戦争とグアンタナモ
~オバマ政権は変えられるのか?』
川上園子さん
(社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 国際キャンペーン担当)
15:45- 16:00  質疑応答

会場:
青森市民ホール1F会議室(旧ぱるるプラザ青森 青森駅隣り)
青森市柳川1-2-14   017-722-3770

入場料:
500円(当日券のみ)。席数に限りがあるため事前予約を受け付けます。
申込フォームをご利用ください。

作品紹介:

『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド/TAXI TO THE DARK SIDE

~米ディスカバリーチャンネルが「激しい論争」を危惧し放映を中止した話題作!!

2002年12月1日、アフガニスタンのタクシー運転手ディラウォルは3人の客を乗せたまま、二度と家族の元には帰らなかった。ディラウォルは「テロ」容疑者として米兵に引き渡され、拷問の末に5日後に死亡した。

ディラウォルの死を軸に、アレックス・ギブニー監督は、バグラムやイラクのアブグレイブ刑務所、キューバのグアンタナモ収容所で「自白」を引き出すための拷問がいかにして正当化されていったのかを浮き彫りにする。本作品は2007年から2008年にかけてNHKのシリーズ「民主主義」でカット版が『'闇'へ』と題して放映されたが、劇場公開は現時点で未定である。

米国/2007年/106分/監督:アレックス・ギブニー/脚本:アレックス・ギブニー/製作:アレックス・ギブニー、エヴァ・オーナー、スザンナ・シップマン
日本語字幕版制作、作品・写真提供:社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本
2008年度 第80回アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞
2007年度 トライベッカ映画祭ベスト・ドキュメンタリー賞受賞


<お問い合せ先>
青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル実行委員会
電話:090-6459-5136

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