上映プログラム / Programs

1 13:00~14:35 『私はワタシ~ Over the Rainbow ~』 90分
2 14:55~16:10 短編作品集
『間(あいだ)の場所』
『笑顔の向こう側』
68分
(25分)
(43分)
3 16:30~18:10 『人生は小説よりも奇なり』 95分

*上記プログラムに加え、日本で暮らす LGBT の実状や彼らの願いを伝えた、国際人権 NGO アムネスティ・インターナショナル製作のショートムービーを上映いたします。

『私はワタシ~Over the Rainbow~』

■監督: 増田玄樹 Genki Masuda
■製作国:日本 ■製作年:2018年 ■上映時間:90分 ■言語:日本語(日本語・英語字幕あり English Subtitles)

痛み、苦悩、ファンタジー、希望・・・。企画・キャスティング・プロデューサーの東ちづるがインタビューを行い、50名のLGBTsセクシュアル・マイノリティの言葉を紡いだ記録映画。ゲイ雑誌「バディ」や「G-men」を創刊し、現在もHIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス理事などとして活躍し続ける長谷川博史さんを軸に、ピーターさん、はるな愛さん、清貴さんなどの著名人や活動家たち、生きづらさを感じながらも、「自分」として生きることを模索し続ける、色とりどりの人々が登場。

私はワタシ~Over the Rainbow~画像

短編作品集

『間(あいだ)の場所』

■監督:ディーン・ヘイマー&ジョー・ウィルソン Dean Hamer & Joe Wilson 
■製作国:USA ■製作年:2014年 ■上映時間:25分 ■言語:英語(日本語字幕あり)

ハワイ先住民の文化では、男と女の性別は二元的ではなく、誰もがどちらの面も持っているとして捉えられており、二つの強い性を持ち備える人は村で尊重されていた。アメリカに植民地化され、先住民の宗教や文化が暴力的に消されていく中で、この伝統も抑圧された。このドキュメンタリーでは、ハワイの先住民が多く暮らす地域の学校で教える先住民でトランスジェンダーの先生の指導のもと、12歳で両性の資質を備える女の子が男の子のフラダンスチームのリーダーとなり、自分たちの伝統文化への気持ちを大切にしながら発表会を迎えるまでの軌跡を描く。

間(あいだ)の場所 画像


『笑顔の向こう側』

■監督:佐島由昭 Yoshiaki Sajima
■製作国:日本 ■製作年:2013年 ■上映時間:43分 ■言語:日本語(英語字幕あり English Subtitles)
■受賞:2014年第23回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭レインボーリール・グランプリ

男に体を売る仕事をしているケースケ。仕事、プライベートに憤りを感じるシンジ。そんなふたりが新宿二丁目で偶然出会う。シンジはケースケとその友達を知ることにより、今までとは違い明るくなる。一方、体を売る仕事のせいか本気で人を好きになることができなかったケースケも、シンジとの出会いにより、自分の中で何かが変わり始める。しかし、あることがきっかけでケースケの仕事のことをシンジが知ってしまう。シンジとケースケの間にミゾができ始める・・・。

笑顔の向こう側 画像 笑顔の向こう側 画像


『人生は小説よりも奇なり』

■監督:アイラ・サックス Ira Sachs
■製作国:USA ■製作年:2014年 ■上映時間:95分 ■言語:英語(日本語字幕あり)

ニューヨーク、マンハッタン。39年来連れ添ってきた画家のベンと音楽教師のジョージは念願かなって結婚した。周囲の祝福を受けて、二人の新たな生活は順調に始まるはずだったが・・・。2011年に同性婚が合法となったニューヨークで繰り広げられる上質な大人の悲喜劇。思いがけないギフトのような素敵な映画が誕生した。

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