『カミングアウトジャーニー』監督 山後勝英さんより

『カミングアウトジャーニー』出演者 福正大輔さんより

映画を作ってからさまざまな場所で上映させてもらいました。ときに「デリカシーがない」「福正が特別なだけで普通の人はカミングアウトなんかできない」との反応もありました。そのような場合もあるでしょう。
しかし、多くの人に「カミングアウトされる時の心構えができた」「大事な人のカミングアウトを待ちたい」「今は言えないけど言える時が来たらいいな」との反応ももらいました。このような場合もあります。
カミングアウトという場面は、本来は他者がみるものではありません。しかし、この映画は奇跡のようにリアルな反応を残すことができました。そのような意味において評価されるのでしょう。カミングアウトという言葉が死語になることを願います。どうぞ最後までお楽しみください、U=Uのメッセージが届きますように。
『セレブ寿司』監督 小林でびさんより

青森の皆さんおひさしぶり!小林でびです。2008年に青森で上映していただいた監督・出演作『セレブ寿司』を再上映していただける事、心から嬉しく思います。この17年で世界はいろいろ変わりましたが、この短編映画に映ったボク自身は本質的にはいまと何も変わって感じられなく、ビックリするやら呆れるやらw。
そんな『セレブ寿司』を楽しんで観ていただけたら幸いです。 映画祭って素敵☆
『鏡をのぞけば〜押された背中〜』監督 河上りささんより

″ふたりのトランスジェンダー女性が作成するショートムービー″として、このプロジェクトが始動したのは、2022年の6月でした。はじまりは冊子『トランスジェンダーのリアル』の制作メンバー内での打ち合わせの中で、トランスジェンダー当事者のリアルな姿を、映画のような形にできないだろうかという話が出たことでした。
まだまだ言葉や情報やモデルなどの資源がLGBTQ+当事者たちや当事者ではない人たちにとって少ない今だからこそ、トランスジェンダー当事者がトランスジェンダー当事者をモデルにした動画という媒体での言葉や情報やモデルとしての資源を作り出していく事には、大変意味のある事だと考えています。
LGBTQ+当事者やその周りにいる人たちのつながりのきっかけや橋渡し役となれることを願っています。
『出櫃(カミングアウト)- 中国LGBTの叫び』監督 房満満さんより

ご覧いただきありがとうございます。この作品は中国の性的マイノリティの若者たちが親にカミングアウトする一部始終に密着したドキュメンタリーです。「社会から認められなくても、せめて親には受け入れてほしい」と願う子と、「性的マイノリティーとして中国社会で生きるのが大変だから異性愛であってほしい」と拒絶してしまう親。それでも諦めずに一歩ずつ歩み寄ろうとする親子の姿を映し出しています。
タイトルの「出櫃」は、クローゼットなど真っ暗で閉じた空間から出ていくという意味で、中国語でカミングアウトを指します。性的マイノリティーへの偏見が日本以上に根深い中国社会で「出櫃」するのは極めて難しく、それでも光を求めてカミングアウトを決意した主人公の姿から私自身も勇気づけられました。ぜひ、エールを送っていただけたら幸いです。

